日本遺産 北前船寄港地 外ノ浦
にほんいさん きたまえぶねきこうち とのうら江戸時代から明治時代にかけて北前船の寄港地
浜田には、外ノ浦・瀬戸ヶ島・長浜の三つの港があり、中でも外ノ浦は北前船の西回り航路の風待ち港及び瀬戸内方面への中継点として栄えた浜田藩最大の貿易港です。
外ノ浦の特徴は、大きな船主屋敷が集住する形態はみられませんが、山に抱かれたわずかな平地に、湾内の南北に廻船問屋をはじめとした小規模な集落が形成されている点です。
また、外ノ浦は江戸時代から変わることのない風景が魅力であり、寄港地の面影を色濃く残しています。船乗りたちが風向きや潮の流れを確認するために使っていた「方角石(日和山)」へは中国自然歩道が整備されており、深く入り込む湾の姿や男たちが活躍した日本海を眺望することができます。
【日本遺産に認定された外ノ浦の文化財】
1.外ノ浦の町並み
北前船の風待ち港。深い入り江に沿って船主集落が展開していた。
2.日和山方角石(ひよりやまほうがくいし)
北前船の船乗りたちが出港前に日和山で風向きや潮の流れを確認した方角石。
3.自唐鐘浦至長浜浦海岸絵図
廻船問屋・米屋が、出入りする北前船や停泊場所を描かせた絵図。
4.諸国御客船帳
港に出入りした北前船を国別、地域別に整理し、船型(彩色)や積荷・揚荷などを記した顧客名簿。
基本情報
- 住所
- 〒697-0001 島根県浜田市外ノ浦町
- アクセス:お車で
- 浜田道 浜田ICから車で15分
- 駐車場:台数
- 数台
- 問い合わせ先
- 浜田市観光協会
- 電話番号
- 0855-24-1085
- 公式WEBサイト
- 浜田市観光協会HP
- その他リンク先
- 日本遺産ポータルサイト