益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!

2016年10月19日 / 未分類, 石見神楽

【益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!レポ①】

 

 

奉納シーズン到来!石見各地では、秋祭りが今でも盛んに行われております。
前夜祭では神社からお囃子が響きます。
今回は、益田の中心地にあるお宮 “乙吉八幡宮” に潜入してきました!!
こちらは毎年9月の第4土曜日に秋祭りが行われます。

 

益田の中心地にある『乙吉八幡宮』。
神社はわかりにくい場所にありますが、秋祭りの日に神社に上がるのぼりを目印にみなが集まります♪
昔からの風習が残されている1つ♪

 

お宮本殿で19時から神事がはじまりました。神をお迎えするための大切な儀式!
総代長や自治会長、社中の方々などが参列し、宮司さんが奉納されます。
昔ながらの風習は今でも大切に受け継がれており、その風景は石見人の私には懐かしく、はじめてみる人にも心にジーンと響きます。巫女舞に鈴神楽と、奉納ならではの神事を楽しめました。

 

奉納神楽の前に必ず行われる儀式が、神社の本殿ではじまりました。

 

 

 

乙吉八幡宮の宮司さん♪丁寧に神をお迎えしました。

 

 

 

4人とも今年がはじめてという巫女さん。かわいらしく上品な巫女舞を披露しました♡

 

 

 

総代長や自治会長、社中の方々などが参列しました。(左)
神事では奉納神楽とは全く空気がちがい、しっとりと奉納されます。
緊迫感が神が降りきているんだと伝わってきます。
みなさん神主に合わせ祝詞を声を揃えて読み上げます。初めて見る光景です。(右)

 

 

 

乙吉八幡宮で奉納神楽をされる、丸茂神楽社中さんの鈴神楽で神をおもてなし。
「ちはやふる、玉の御すだれ巻き上げて、神楽の声をきくぞうれしき」

 

 

 

(つづく/担当A、担当K)

 

 


 

 

【益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!レポ②】

 

 

乙吉八幡宮の奉納神楽は、お宮の前にある公民館で上演があり、たくさんの人が神楽をゆったり楽しむことができました♪今年奉納されたのは益田の丸茂神楽社中さん(*´︶`*)。
乙吉八幡宮の奉納神楽は4年ぶり。
社中幕のセンターには、守り神のように大江山の酒呑童子?のお面が飾られていました。

 

20:00から奉納神楽がスタート。
お囃子が響くと会場にぞろぞろ集まりました。塩祓いからはじまり、塵輪、恵比須と子どもにも人気の演目が続きました。 。煌びやかな衣裳をきた神や鬼が軽快に舞う姿はとても魅力的に。
今か今かと幕内から飛び出してきそうでこないあの焦らされるような緊張感はとっても印象に残ります。

 

 

『乙吉八幡宮』での奉納神楽は全部で6演目上演しました☆
塩祓からはじまり、塵輪、恵比須と子どもにも人気の演目が続きます!!

 

 

 

奉納がはじまる前から幕に飾られていた鬼面がとても気になります。
どんな意味が込められているのでしょうか。

 

 

 

神様をお迎えするための大切な演目「塩祓」。
石見神楽は神や鬼がでる演目だけでなく、神事をおこない、おもてなしをします。
舞子の冷静で真剣な表情が、他の演目とちがって素敵です。

 

 

 

2演目目は「塵輪」。幕内から何度も何度も様子をうかがう鬼。会場に緊張感が走ります!!

 

 

 

1匹ずつ倒されていく鬼たち!矢を打たれときの一瞬の間がたまりません!!!

 

 

 

激しさがヒートアップした時の、首を左右上下に振り乱れる鬼舞はまさに“鬼”の姿を感じました。(左)
会場はさらに人が集まってきました。どこの地域にいっても大人気の演目です。鬼を倒したあとの喜びの舞では、観客から盛大な拍手があがります。(右)

 

 

 

夜がふけてきても石見の子どもたちは元気いっぱい!
待ってましたと言わんばかりに、「恵比須」がはじまると外にいた子どもたちも集まってきました!!(右)
奉納神楽ならではの素敵なショット♪
社中さんとお客さんとの距離が近いため、お客さんと舞子がふれあうシーンが多いのも特徴です♪♪(左)

 

 

 

石見では奉納神楽を観なきゃ、秋を感じられませんよ!
丸茂神楽社中の奉納神楽はまだまだ続きます。次回配信をお楽しみに♪
(つづく/担当A、担当K)

 

 


 

 

【益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!レポ③】

 

 

会場の子ども達を一斉に盛り上げた丸茂神楽社中の恵比須が終わった後は、丸茂神楽社中オリジナル演目『曽我入鹿』、そして神楽の定番で見所たっぷりの『鍾馗』『大蛇』で無事、乙吉八幡宮の奉納神楽が終わりました♪
最後は総代長や自治会の方々も集まり、お酒をみんなで飲みながら楽しく神楽を観賞していました。
奉納神楽ではよくみる光景でとてもほほえましい姿でした(*´˘`*)

 

上演する舞台が近いところは、神楽団体さんとふれあえるのも奉納神楽の魅力の1つ!
和気藹々でほのぼのとした奉納会場でした♪

 

丸茂神楽社中オリジナル演目『曽我入鹿』を披露!
大化の改新において討たれた蘇我入鹿(そがのいるか)を神楽にした舞です。
竹棒を持ち、髪を振り乱す姿が印象的!太鼓のリズムと舞が合い見応えがありました!

 

 

 

倒される瞬間は息をのむほどの凄まじさ。
鬼の息絶える姿はお客さんの目を引きつけました!

 

 

 

地元の子ども達もマネをして舞子の後ろで見守っていました。
奉納では許される、あたたかな風景です(^^)

 

 

 

神楽ファン必見の演目『鍾馗』!!
1時間じっくり魅せる、舞子の腕の見せ所となる演目☆☆

 

 

 

疫神を退治したあと、喜びの舞いでは敬意をはらってお面を外す丸茂神楽社中。
舞いきった舞子の表情は、凜々しく真剣でとても素敵です♡

 

 

 

乙吉八幡宮の奉納神楽最後の演目はやはり『大蛇』!!
ド迫力な大蛇舞が堪能できました☆

 

 

 

美しく舞う稲田姫♡おしとやかな動きは、誰もが魅了されること間違いなしです。(左)
剣をのどに突き刺され暴れ回る大蛇!
神楽の独特な煙が会場に充満し、まるで私たちも神話の世界に、その場にいるような気持ちになりました!
息をのむ恐ろしさを間近で感じます!!(中央)
そして、4頭の大蛇を倒した後の喜びの舞。
こちらも素敵な表情をしておられ、舞いが終わるまで拍手が鳴り止みませんでした。夜が更けても地元の方々はとても元気でした。(右)

 

 

 

こんなに盛んにおこなわれているお宮の秋祭り、石見神楽の音が夜通し、または朝まで鳴り響くのも人が集まるポイントの1つ、そして地元の方々の息抜きの場としてもなくてはならない行事のようです☆☆
イベントでの公演とはちがった、本物の石見神楽の雰囲気を味わってみてください。
(つづく/担当A、担当K)

 

 


 

 

【益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!レポ④】

 

 

今回は9月24日に益田市、乙吉八幡宮でおこなわれた例祭前夜祭の番外フォト集です☆
乙吉地区の活気溢れる景色をぜひぜひお楽しみください。

 

午後7時の美しい日暮れ時。神社のふもとの集会所では、町の皆さんが集まってきます。(左)
神社境内から望む益田の町。静寂な夜にコオロギの音が。。秋の訪れを感じる事ができました。(右)

 

 

 

神社を守る狛犬。いままでも、これからも、乙吉の町を見つめ続けていくことでしょう。(左)
石見神楽の会場である集会所に横付けした神楽社中の車。
これから特別な夜が始まる、そんな気持ちになります。(右)

 

 

 

集会所入口付近では、地元、乙吉若人会による屋台が出されて、ひときわ賑わいをみせていました。(左)
神楽の奉納前から、沢山の町民の皆さんが訪れ、飲食、コミュニティを楽しんでおられました。(右)

 

 

 

実りの秋だけあって、フルーツ盛りも販売されていました(^^) 子ども向けにお楽しみ袋も!
大人がたのしむだけでない、老若男女一体となった乙吉の町の取り組みを感じられました。

 

 

 

高手にある神社境内では、神事がおこなわれます。
丸茂神楽社中の皆さんも、鈴神楽を奏じるため、神妙な面持ちで神殿へ。(左)
この日が初舞台という、地元氏子の巫女たち。緊張の面持ちで神事に望みます。素晴らしい舞を披露しました。(右)

 

 

 

神事の間、何人かの町の方たちが参拝に。今も昔も変わらぬ、町の皆さんの想いと景色がそこにありました。(左)
集会所では迫力ある石見神楽が奉納されました。
石見神楽は他の地域にない、子どもが熱狂的になる伝統芸能!
間口が広く、奥が深い、味わい深い郷土芸能なのです。(右)

 

 

 

首を切られた大蛇で記念写真!
地元の皆さんが楽しみながら一夜を過ごす。これが石見の祭りの前夜祭での楽しみでもあります。
祭りのための費用も全て氏子(町民)の皆さんの寄付で、だからなおさら祭りは特別なのです。(左)
集会所が観客の皆さんでぎっしりに!待ちに待った一年に一度の秋祭りです☆(右)

 

 

 

恵比須さんでは子ども達が大盛り上がり!
鯛をつけようと群がります。これを小魚に見立てた石見神楽のユーモラス性も相当のもの♪
素晴らしい伝統芸能が石見地方には残されているのです。(左)
11時をまわり夜深くなると、神楽を見ながら酒盛りも始まります。
明日の本祭への景気づけに!年に一度の特別な夜を皆さん過ごされていました。(右)

 

 

 

素晴らしい舞には「ええぞー!」と声をかけ、鬼がやられそうになると、神様に「まだ殺すなー!」と怒鳴ったり、特別な日の様々な気持ちが言葉とともに投げかけられます。一刻一刻と終演が近づき、前夜祭の終わる寂しさを胸に、この町に舞いに来てくれた丸茂神楽社中に対して、賞賛の拍手が贈られました。(左)
すばらしい舞いを披露した丸茂神楽社中の皆さん。
最後は全員揃って挨拶をされました。(右)

 

 

 

この日、この瞬間、この空気。。。
「わが町の祭り」は、えもいわれぬ一体感が生まれます。その一辺を垣間見ることができたこの度の取材でした。
次回は「丸茂神楽社中の楽屋&代表者の想い」をお届けします☆お楽しみに!
(つづく/担当K、担当A)

 

 


 

 

【益田 乙吉八幡宮の秋祭りに潜入!レポ⑤】

 

 

深夜12時に無事、乙吉八幡宮の奉納神楽が終わりました♪
上演の合間には、丸茂神楽社中の代表 下山博之さんにお話を伺うことができました!!
明治初期に発足された丸茂神楽社中、浜田市三隅町から6調子神楽を伝授されたのがはじまり。
現在は20代から70代の舞子が活躍しています。
丸茂神楽社中の楽屋にも潜入~♪
演目『曽我入鹿』の準備仕度をしている舞子のみなさん。
カメラを向けると陽気にピースをしてくださいました。狭いスペースながらも和気藹々とした丸茂神楽社中でした。

 

丸茂神楽社中の5代目代表 下山博之さん♪
やさしい雰囲気をおもちで、柔らかなお人柄でした。

 

 

 

これから神を舞う舞子さん♪
撮影大歓迎の方々が多く、楽屋はユニークな会話が飛び交っていました。

 

 

 

楽屋ではクールな鬼役の舞子さん(^^)
ステージでの舞を見て、楽屋とのギャップに驚き!激しく堂々と、力強く舞っていました!!

 

 

 

公民館で行われた奉納神楽。楽屋というものがなく、仮設テントをたて狭い中で準備をしていました!!
地元の子ども達が興味津々に何度ものぞいていました。

 

 

 

神楽の演目の元源、大正時代から受け継がれている台本があるようです!
丸茂神楽社中の初代代表はその台本を一通り舞うのがモットー!!!
この日上演された『曽我入鹿』も台本の中の1つ。県立図書館に解読の依頼をし生まれました!!
まだまだ私たちの知らない演目が増えていくのか…これからが楽しみな神楽団体です♪

 

 

 

丸茂神楽社中のメンバーに乙吉町に住んでいる方がいるそうで、乙吉八幡宮の奉納神楽の機会ができたようです☆☆☆
人と人との繋がりが大事だと、お話を聞きながら改めて感じました。

 

 

 

昔からの伝統文化である御花を打つと、丸茂神楽社中のロゴがはいったタオルの粗品をいただきました♪
少しのお返しでもとてもうれしいものです♡日本の文化はやはり素晴らしいと実感。

 

 

 

地域の特色が表れる秋祭り、総代長さんをはじめ乙吉町の方々はとても親切で愉快なかたばかりでした♪
次の日の本祭では、御神輿を先頭に50人もの町民が練り歩くそうです!
全国の神楽ファン、石見ファン、日本文化ファンの方々、ぜひ1度!秋のお祭りの雰囲気を味わってみてください。
(おわり/担当A、担当K)

 

 


 

 

【石見☆こぼれ動画】
~奉納神楽 in 乙吉八幡宮~

 

 

毎年9月の第4土曜日に行われる、益田市の『乙吉八幡宮』の秋祭り前夜祭の様子をご紹介♪今回は、益田の丸茂神楽社中さんが、神事から奉納神楽をお務めされました(^^) 公民館で奉納が行われ、みなさんのんびりと寛ぎながら舞を楽しんでいました。
巫女さんは4人とも今年が初めての舞だったようでとても緊張感ある巫女舞が見られましたよ。お客さんと交えながらの奉納神楽、和気藹々とした秋祭りになりました。

 

 

 


 

 

【石見☆こぼれ話】
~困り果てた鍾馗 in 乙吉八幡宮(益田)~

 

 

益田市 乙吉八幡宮の奉納神楽では、石見人には慣れ親しんだ光景を目にすることができました♪

 

舞の途中で舞子に声をかけるお客さん。絡みながら舞を楽しめるのも奉納神楽の魅力。
乙吉八幡宮の奉納神楽でも、色々な声が飛び交っていました!
そのなかで、なんと鬼に声援をおくる地元の方々。「まだまだこれから」「まだしぬなよ!」と応援が!?!?
演目『鍾馗』の決戦の時、疫神(鬼)が捕まれ、今にでも止めをさそうとしている鍾馗にむかって「いけん、まだころすなよ!」と何度も。何度も。
思わず鍾馗もお客さんを2度見!!!ためらいながらも最後は疫神(鬼)を討ち取りました( ˘ω゜)
秋祭りらしいお客さんの姿、そして少し砕けた舞子の姿、奉納神楽でしか楽しめない、ゆるやかな雰囲気を味わうことができました。地元の方々の年に一回の楽しみの1つ☆☆☆
(イラスト/担当N、コラム/担当A)

 

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