石見神楽蛇胴☆林蛇胴店に迫る!(江津)

2016年2月8日 / 未分類, 石見神楽

【石見神楽蛇胴☆林蛇胴店に迫る!(江津)レポ①】

 

 

石見神楽の代名詞ともいえる『大蛇』には蛇胴を作る職人がいらっしゃいます(´︶`)ノ
今回は、蛇のように動く “蛇胴” 作りの職人 林 史浩さんの工房、『林蛇胴店』にお邪魔しました♪

 

江津の田畑に囲まれたのどかな場所に工房を構える林さん。浜田市の老舗『植田蛇胴店』に見習いにいき、5年前から工房を立ち上げられました。もともとは土木をしておられたそうで、ガテン系な見た目ですがとても笑顔が素敵な方で、優しく親切に対応してくださいました(*´˘`*)

 

 

 

 

林さんは、古くからの良き石見神楽蛇胴の形や品質を引き継ぎ、日々コツコツと作り続けています。
まず、一番最初の大切な作業『竹割り』をしていただきました!
意外にも、竹は真っ直ぐに伸びていないらしく、割る作業にもコツがいるそうです!!
そう言われながらも、あっと言う間に幅1㎝ほどになるまで割ってしまいました。

 

そのあとも、真剣な表情でテキパキと蛇胴の組み立てを見せてくださいました。

 

 

 

 

林さんは都治神楽社中に所属しており、
自らが作った大蛇を着け試しながら最良の品質を研究しているそうです( ˙0˙ )!!
「やってみますか!」が口癖?なのか、何事にも挑戦する気勢がかっこよく見えました!

 

 

 

 

新しいものに目がいってしまう時代、伝統を絶やしたくないという責任感と強い想いを感じました。
次回は、林さんの作業場!『林蛇胴店』の工房の様子をご紹介♪
(つづく/担当A)

 

 


 

 

【石見神楽蛇胴☆林蛇胴店に迫る!(江津)レポ②】

 

 

石見神楽の花形である大蛇。その重要部分である蛇胴はどんなところでつくられているのでしょうか。

 

林蛇胴店は、ピカピカなのにどこか懐かしい工房でした。
蛇胴作りで使う道具のための棚なども設置され、竹の輪や和紙、組み立てに使う道具など、すべて整理されていました。
まさに蛇胴をつくるための工房!とても効率よく作業ができそうな空間です。

 

 

 

 

工房に入って目につくのは、大きな水槽!たくさんの金魚が気持ちよさそうに泳いでいました。お客さんの子どもたちが退屈しないようにと置いたそうです♪

 

 

 

 

作業中はラジオを聞きながらコツコツと作業するそうです♪神楽のDVDもたくさん置いてありました。芯から神楽が好きなのが伝わります。

 

 

 

 

自然豊かな景色、お日さまの光、癒やしの金魚、空間も設備も最適な工房でした☆☆☆
蛇胴は作るとすぐに出荷してしまうため、残念ながら新品の蛇胴はありませんでした。
次回は、最適な工房で、小さいころから神楽社中に所属し、見て、触れてきた林さんの“蛇胴”作りに迫ります!
(つづく/担当A)

 

 


 

 

【石見神楽蛇胴☆林蛇胴店に迫る!(江津)レポ③】

 

 

激しく暴れ舞う『大蛇』の胴体“蛇胴”を林さんに目の前で作っていただきました☆☆☆
今回は、竹割り~和紙張りまでの土台作りに密着です!

 

竹は年に1回、竹が最も水分を持たない時期に近所の山で伐採し、乾燥させるんだそうです。
この時期の竹はカビなどが生えにくいため丈夫な竹で蛇胴の土台を作ることができます。

 

この土台作りは作業工程の中でも重要作業で、林さんも真剣に作業をしておられました。

 

1㎝ほどの厚みに切った竹を輪っかにし、和紙で巻いていきます。
円の大きさ長さも決められており、1パーツ11本、合計100本の竹輪が合わさります!

 

 

 

 

11本の竹輪を均等に並べていく、組み立ての作業!
林さんは慣れた手つきで早々と組み立てていきました。

 

 

 

 

和紙を貼る“のり”にもこだわりが!
昔ながらの材料で、障子貼りにも使われる小麦粉澱粉のりを使っておられました。
たくさん便利なモノがあふれているなか、昔の人が作り出した技術が今も残されていることに感動しました。
和紙貼りの作業は1人ではなかなか難しく、林さんの奥さんも手伝っておられました(*´˘`*)

 

 

 

 

蛇胴専用の強度の強い石州和紙を3枚貼り合わせるそうです。
伸びたり縮んだり、激しく動き回っても破れない蛇胴は、ここに秘訣があるのかもしれません。

 

 

 

 

作業が早いながらも1つ1つ丁寧で、あっという間にキレイな蛇胴の1パーツが完成!!!
このパーツを9個つくると1体分の大蛇の蛇胴が出来上がります。
また、大蛇の尻尾も蛇胴屋さんで作るようです。やはりすべて和紙で作成!!

 

 

 

 

昔ながらの伝統技術を受け継ぎ、荒々しい舞にも対応できる強度をもった林さんの蛇胴。
そんな蛇胴作りの信念をお届けします(´︶`)ノ
(つづく/担当A)

 

 


 

 

【石見神楽蛇胴☆林蛇胴店に迫る!(江津)レポ④】

 

 

蛇胴作り5年の林 史浩さんにお話を伺いました☆☆☆
工房の中央に座る林さんはとても輝いてみえました。どんな質問でもスラスラと答えてくださり、親切ながらもユニークなインタビューになりました\( ˆˆ )/

 

そんな林さんは現在38歳で、おおらかな性格のO型だそうです♪趣味は幼い頃からされている石見神楽と釣りなんだとか。お面なども作ってみたりと器用な一面も!!ちなみに、お肉が大好きなパワフルな職人さんです☆

 

 

 

 

次世代を受け継ぐ伝統芸能 “石見神楽” の舞い手だけではなく、石見神楽を支えている伝統技術を受け継ぐ職人も石見には存在しました。絶えることのない石見神楽、今回は蛇胴作りの林さんの熱い想いが伝わってきました。
(おわり/担当A)

 

 


 

 

【石見☆こぼれ動画】
~林蛇胴店で蛇胴に“まかれる”~

 

 

先日取材した『林蛇胴店』で蛇をまかせていただきました!人生で初挑戦です!!!
腰に蛇をつけ操るのですが、、、想像以上に動けません。
締め付けられる感じと、腰に重みがあり右往左往(o´〰`o)巻くというより・・・まかれてる?長い長い蛇胴を動かすにはコツと力が必要に感じました!

 

石見神楽の社中に所属していて、大蛇ではとりを務める林さんにお手本を見せていただきました☆☆☆
蛇を着けたとたん滑らかに動き回る林さん!!!!!
お面はつけていませんが蛇のような動きから、そこに蛇がいるように見えてしまいました。そしてくるくるっと蛇を簡単に持ち上げ型をとってくださいました( *˙0˙*)!!
蛇胴を知り、使いこなす蛇胴職人でした☆

 

 

 

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『林蛇胴店』
〒699-2842 島根県江津市都治町306
TEL.0855-55-0909
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【石見☆こぼれ話】

~蛇胴作り職人と舞子2つの顔 (江津)~

 

 

大蛇に欠かせない神楽道具 “蛇胴” 。
昨年、蛇胴を作る職人『林蛇胴店』の林 史浩さんに密着取材をしました♪
蛇胴作り一本で商売をしている林さんは、なんと石見神楽の舞子でもありました!
自らつくった蛇胴を自ら試し、改良をしていく姿がとても男らしい。蛇胴職人の技と舞子の技を合わせもった素敵な方でした。
石見神楽の舞子には職人やもの作りを起用にこなす方々がたくさんいます。天蓋を作る人、細かい切り絵を作る人、鯛を直す、衣裳を直すなどなど手間暇かける。石見神楽の情熱のあかしなのだろうか?石見神楽の舞子には、奥しれぬ魅力がある。
(コラム:担当A イラスト:担当N)

 

 

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